3−4 パルディスキ港
同港は、ソビエト時代は軍港で潜水艦の基地であったため、一般住民の立ち入りは出来なかった。1994年のロシアとの軍隊撤退協定により、パルディスキ市内の約6,000人の軍人が退去し、現在、街中は寂蓼としている。
首都タリンに近いという地勢的優位性を活かして、年間150万トンの貨物(バラス、泥炭、木材、鉄くず)を取り扱う能力のある施設の開発計画があり、さらに、経済環境が向上すれば、客船の乗り入れも考えられている。
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